よつば通信
投稿日:2021年10月27日
いらない不動産の処分方法
以前、不動産の無料相談会の相談員をやった際、こんな相談がありました。
「不動産を売りたいんですが、どうすれば良いですか?」
この方は不動産屋のイメージが悪いのか、長い間自分達夫婦で悩んでいたようでした。
そこで、詳細を聞いてみると、売りたい不動産というのが、旗竿の土地に建物があり、どうやら再建築不可。
また他に、道が狭い山林。遠方の畑、建築不可。
という内容でした。
なかなか聞いただけだと売れるかどうかは答えにくいですが、厳しいのは想像できます。
こういう不動産ですから、不動産屋に行くのがためらわられたのでしょうか。
実際現地を見てみないと分かりませんが、方法としては、『隣の人に売る(ただでも良いからもらって貰う)』『駐車場や畑、建物をリフォームして貸す』『自治体に寄付(国庫に帰属させる)』
と考えられますが、自治体に寄付(国庫に帰属させる)は条件が厳しい(活用できる土地なのか、境界がはっきりしているか、建物は解体など。)ので現実的ではありません。
まずは前記2つの方法で動いてみるしかないのですが、実際これは商売になるか分からないので、不動産屋が動いてくれるのかは、あやしいです。
公的な場所での相談会でしたので、相談者には「地元の不動産屋に相談してみてください。」と言うしか無かったですが、それからどうなったか、実際現地を見て見たかったと思う今日この頃です。
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