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読書の感想

小林正観 お金と仕事の宇宙構造 を読んで

20年前にやっていたバンド仲間で、今では年賀状のやり取りしかない友人からの今年の年賀状のメッセージに、「よつば通信楽しみにしています。」と書いてありました。

えーっ!見てるの?ってびっくりでした。ほんと恥ずかしいような、嬉しいような・・・

でも、気にしてくれてるんだなーって思うとありがたい事です。

 

さて、表題の小林正観さんの本は以前にも感想文を投稿しましたが、今回の「お金と仕事の宇宙構造」は、20年前に出版された復刻版で、それを読んだ感想になります。

その中のお話をひとつ、紹介したいと思います。

 

本文より・・・人口が3000人くらいの村での話です。

その村で、77・78才のおばあさんが亡くなりましたが、その葬儀に1500人の人が集まったそうです。

このおばあさんは55才まで小学校の先生をやっていて、その後、民生委員のようななことをやっていましたが、特別目立ったことはしていませんでした。

そのおばあさんがしていたことを調べると、死ぬまで自分の教え子の店でしか買い物をしなかったそうです。

中略

おばあさんはいつもお店の人達から、本当に心のこもった、万感の思いを込めた「ありがとうございます」という言葉を浴びて暮らしていました。

 

お金の使い方というのは、「自分にとって安ければいいのではない」ということを頭に入れてほしいと思います。お金は喜ばれるように使ったら、いくらでもお金自身が喜んでやってきます。

でも、喜ばれるように使うのではなく、自分がいかに喜びたいかだけを考えて、「いくらでもいいから1円でも安く、安く」と思って使っていると、お金自身は集まってきません。

これも宇宙の原理・原則です。

ですから、、お金をいかに喜ばれるように使うかということです。

お金をいかに喜ばれるように使うかということは、お金の問題も含めて、いかに自分が喜ばれる存在になるかということにほかなりません。

・・・

これを読んで「自分もみんなに喜ばれる存在になれたらな~」と思いますが、今までの自分を思い返すと、少しでも安く、お得に、欲しいものを手に入れたい気持ちで動いていたなと恥ずかしい気持ちになりました。

まったく逆のことをしていたなと。

 

喜んでもらうためにお金を使う。

喜んでもらう生き方。

そんな考え方って素敵だなあと思う今日この頃です。

 

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